広島はJ1逆転優勝へ大阪入り スキッベ監督「いい結果で終えて神戸にプレッシャーを」

J1逆転優勝へ。広島は7日、本拠のエディオンピースウイング広島で練習。G大阪対策に約30分のミーティングを行い、ピッチで1時間ほど汗を流して大阪入りした。

ミヒャエル・スキッベ監督(59)は「自分たちがどれだけいいサッカーをやって、どれだけいい結果で終えるかということ。それが神戸にプレッシャーになる」とシーズン通りの堅守速攻を貫いて逆転優勝を目指す。

G大阪には今季、リーグ戦(3月30日)で1―1の引き分け。天皇杯準決勝(9月11日)では1―2で敗れている。勝利が求められる試合で難敵が最後の関門として広島の前に立ちふさがる。「今季のG大阪は素晴らしく成長した。(GKの)一森を含めたビルドアップは素晴らしいし、サイドにスピードのある選手がいてオフェンスにパワーがある。セットプレーもいいし、本当にいいチームだ」とスキッベ監督は分析する。「(G大阪は)ACL進出がかかっているし、非常に大事な試合。本当に面白い試合になると思う」と話した。

主将のDF佐々木翔(35)も「リーグ、ACLと最高の流れできていると思うので後は結果を出すだけですね」と優勝するムードができつつあることを感じている。だが、G大阪の印象を問われると「タフで非常に厳しいゲームになると思っています。最終戦、しかもホームだと絶対に負けたくないのは分かってます。自分たちは勝たないことには何にも始まらない。結果を出すだけです」と同じ言葉を締めで繰り返して“勝利”を誓った。

最後に神戸の試合と両にらみで戦うのか?と問われたスキッベ監督は「ただただ良いサッカーをやればそれでいい。誰がどの時間にどうやって点を取るかなんて、やってみなけりゃ分からないよ」と笑って取材を終えた。

https://www.sponichi.co.jp/

Share Button