「パク・チソンより4年早い」45歳で現役引退の稲本潤一、韓国メディアが母国代表と比較「パク・チュヨンの先輩」

「元韓国代表のイ・ドングッと同い年」

南葛SCの元日本代表MF稲本潤一が12月4日、現役引退を発表した。

1979年生まれの45歳。小野伸二高原直泰遠藤保仁小笠原満男らと共に黄金世代の1人として日本サッカー界で一時代を築いた男の決断に、韓国メディアも反応。『スポーツ朝鮮』は「この兄は今まで走っていたのか? 日本EPL進出1号+パク・チュヨンの先輩、45歳で現役引退」と題した記事で、稲本のキャリアを振り返った。

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1997年にG大阪でプロキャリアをスタートさせた稲本は、2001年にアーセナルに移籍。記事では「稲本がEPLに進出した時期は、パク・チソンが韓国人として初めてPSVアイントホーフェンからマンUに入団した時期より4年早い」とし、こう続ける。

「アーセン・ヴェンゲル監督が率いるアーセナルに1シーズン滞在し、EPLの舞台にはデビューできず、カップ戦で4試合に出場。稲本の次にアーセナルのユニホームを着たアジア人選手がパク・チュヨン(現・蔚山)で、2011年から14年まで所属した」

稲本に関しては「翌年フルアムにレンタルされ、リーグ戦19試合で2ゴールを記録し、EPLへの定着に成功した。2004年から2006年までウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとカーディフ・シティで存在感を発揮し、ガラタサライ、フランクフルト、レンヌなどヨーロッパの舞台で活躍した」と記す。

その後は日本に戻り、川崎、札幌、相模原、南葛に在籍。日本代表では10年以上にわたりプレーしたレジェンドについて、同メディアは「元韓国代表のイ・ドングッと同い年の稲本は、2002年韓日ワールドカップでベルギー、ロシアを相手にゴールを決め、日本のベスト16進出に貢献。 2000年から2010年まで日本代表として82試合に出場し、5ゴールを記録した」と回想した。

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