新潟はホーム最終戦でJ1残留決められず…G大阪が逆転ACLE初出場へ望みつなぐ白星!!

[11.30 J1第37節 新潟 0-1 G大阪 デンカS]

J1リーグは30日、第37節を各地で行い、アルビレックス新潟とガンバ大阪が対戦した。G大阪が前半18分に決まったMF山田康太の先制ゴールを守り切り、1-0で勝利。最終節での3位浮上の可能性を残し、逆転でのAFCチャンピオンズリーグエリート出場の望みをつないだ。一方、新潟は他会場で18位の磐田が勝利したため、ホーム最終戦でJ1残留争いを決めることができなかった。

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16位の新潟は、引き分け以上で自力でのJ1残留が決まるという条件で迎えたホーム最終節。27628人の大観衆がデンカビッグスワンスタジアムに詰めかけ、チームを後押しした。一方、4位のG大阪もACLE、ACL2出場権獲得に向け、勝利が求められる一戦となった。

試合は前半18分、主導権を握っていたG大阪が先手を取った。FW坂本一彩の縦パスは相手にカットされたが、これをMF鈴木徳真が回収し、相手に倒されながらも巧みなループパス。これを受けたDF黒川圭介が縦に攻め上がり、ハイクロスに反応した山田がヘディングで突き刺した。

自力での残留決定に向けて暗雲が立ち込めた新潟は前半43分、DF橋本健人の右CKにMF秋山裕紀がヘディングで狙うも、これはG大阪のGK一森純がスーパーセーブ。その後もFW小野裕二とMF小見洋太が波状攻撃で畳み掛けたが、DF中谷進之介と一森の鬼気迫るブロックに阻まれ、同点に追いつくことはできなかった。

後半は立ち上がりこそ新潟がボールを握ったが、リードするG大阪の守備をなかなか崩せずにいると、徐々にG大阪が保持する時間が増加。同42分、新潟は橋本のスルーパスに反応した途中出場FW長倉幹樹が左足で狙ったが、左ポストに弾かれ、同点とはならなかった。

そのまま試合はタイムアップ。ホーム最終戦で大観衆に後押しされた新潟だったが、自力でJ1残留を決めることはできなかった。また同時刻キックオフの他会場では18位の磐田がFC東京に勝利。最終節を残しての勝ち点差が3にとどまり、J1残留の行方は最終節に委ねられる形となった。

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