天皇杯決勝 負傷欠場のG大阪・宇佐美悔し涙 9大会ぶり6度目の頂点ならず 神戸に惜敗

◇天皇杯決勝 G大阪0-1神戸(2024年11月23日 国立競技場)

第104回天皇杯決勝は23日に国立競技場で行われ、G大阪は神戸に0-1で敗れ、準優勝に終わった。

【写真】前半、競り合うG大阪・坂本(左)と神戸・トゥーレル

71大会ぶりの関西勢同士の決勝。9大会ぶり6度目の頂点を狙ったG大阪は最後まで1点が遠かった。

序盤は押し気味に試合を進めたものの決定力を欠き、0-0のまま前半終了。後半19分に相手ロングボールを起点にサイドを崩され、先制点を許した。

その後、ファン・アラーノ、イッサム・ジェバリら攻撃の切り札を投入し、反撃に出た。

最大のチャンスは後半31分。ファン・アラーノの右クロスからフリーのダワンがヘディングシュートを放ったが、ボールはゴールわずか右に外れた。

結果的にエース欠場が響いた。衝撃が走ったのは試合開始の約2時間前。G大阪は元日本代表FW宇佐美貴史の負傷を発表した。21日のトレーニング中に痛めたもので、右ハムストリング肉離れのため、この日のメンバーから外れた。

「全員でここまで進んできた。クラブとして、10個目にふさわしいタイトルになる。全員で獲得したい」と話していた宇佐美はスタンドで観戦。無念の結果に終わり、試合後はピッチに降りて悔し涙を流した。

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