11・23天皇杯ファイナルへ G大阪FW宇佐美「経験値が凄く重要」 神戸“四天王”との頂上決戦に気合

G大阪は21日、吹田市内で天皇杯決勝・神戸戦(23日・国立競技場)へ向けた非公開調整を行った。主将のFW宇佐美貴史は「いつも通りの感じ」と静かに闘志を燃やした。

神戸にはFW大迫勇也やFW武藤嘉紀らW杯や海外リーグを経験した“四天王”が健在。昨年のリーグ初優勝の原動力にもなった。だがG大阪にも「決勝の舞台を踏み慣れた選手がたくさんいる」と宇佐美。GK東口順昭やMF倉田秋は14年、15年度の天皇杯連覇に貢献。MF山田康太は柏で昨年ファイナルのピッチに立った。「そういう選手たちがどれだけ声やプレーでチームを落ち着かせることができるか。経験値がすごく重要になる」とベテランのデキが勝敗の浮沈を握るという。

「全員でここまで進んできた。クラブとして、10個目にふさわしいタイトルになる。全員で獲得したい」

8月17日のリーグ戦では1得点に加え、試合終了間際のノールックパスで劇的同点弾を演出した。過去公式戦20試合14得点5アシスト。宇佐美自身は“神戸キラー”という愛称は好まない。だが10個目の星を付けるために敢えていう。神戸キラーよ、晩秋の国立で才能の全てを解き放て!

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