レイラック滋賀の平尾壮28歳が現役引退へ 昨季はJFL最多の10アシスト「ホーム最終戦、チーム一丸となって戦います」
日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀が18日、DF平尾壮(28)の現役引退を発表。
平尾は大阪府出身で、ガンバ大阪の下部組織から2015年にトップ昇格。J1リーグの出場叶わずも、G大阪U-23の一員としては、J3リーグで51試合に出場した。
2018年に当時J2リーグのアビスパ福岡へ期限付き移籍すると、2019年に当時J2のFC町田ゼルビアへ完全移籍。2020~22年はザスパ群馬に所属し、昨季からJFL滋賀へとやってきた。
滋賀では最終ラインが主戦場となり、腕章を巻く試合も多かった平尾。加入1年目の昨季は26試合出場でリーグ最多「10」アシストを記録するなど活躍し、今季は途中出場も増えたが、先発する試合では必ず腕章を巻いた。
ただ、チームは昨季3位、今季も最終節1試合を残して3位と、あと一歩でJ3リーグ入会への成績要件を満たせず。今季最終節は24日のホームゲーム・ヴィアティン三重戦となり、試合後には平尾の引退セレモニーが実施されるという。
平尾はクラブ公式サイトを通じ、コメントを寄せている。
「今年をもってサッカー選手としてのキャリアを終える事を決めました。まず、オーナー・麗さん(※麗ビューティー皮フ科クリニック 居原田麗院長)・レイラックを応援してくれる皆様、Jリーグ昇格という目標を達成しないまま引退を決断してしまい申し訳ありません」
「ですが、レイラックに関わる全ての人のおかげでこのチームが大好きになりました。レイラックで引退できて心から幸せです」
「ありがたい事に最終節後にセレモニーをしていただけるという事なので、その他の想いや感謝の気持ちは自分の口から話させていただこうと思っています」
「ホーム最終戦、チーム一丸となって戦うのでまた最高の声援を宜しくお願いします!」