G大阪FW宇佐美貴史がJ1月間MVP&月間ベストゴールのW受賞!! 選考委「絶対的エースにふさわしい」「天才ならでは」
Jリーグは12日、ガンバ大阪のFW宇佐美貴史が10月度のJ1月間MVPと月間ベストゴールの2部門に選出されたことを発表した。
宇佐美は10月の全4試合に出場し、第33節の北海道コンサドーレ札幌戦では2ゴールの活躍で2-1の勝利に貢献した。同試合で後半45+8分に決めた劇的なゴールが月間ベストゴールに選ばれている。
選考委員は「年間を通して評価できる。G大阪は彼の活躍により復活してきた」(足立修委員長)、「逆転勝利へ導いた札幌戦の2発、名古屋戦の決勝アシストと絶対的エースにふさわしい活躍」(北條聡委員)などと宇佐美の活躍ぶりを称えた。月間ベストゴールについても「切り返したあとのタッチが絶妙に上手い」(槙野智章委員)、「天才ならではのゴラッソ」(北條聡委員)などとコメントしている。
宇佐美はJリーグを通じて、各部門の受賞に際して以下のようにコメントした。
▽月間MVP
「月間MVPにも選出いただき、ありがとうございます。自分でいいのかなというところが率直にはあるのですが、札幌戦の印象が大きかったのかなと思います。大阪ダービーで負けて、どん底に突き落とされた中、次戦の札幌戦、何とかチームを立ち上がらせないといけないという強い思いが自分のところにチャンスを引き寄せてくれた一つの大きな要因だったのかなと思います。そこを決め切ったことでチームの状態も上向いたので、あの試合で勝つことができて良かったです。今、チームはいい状態、メンタル的に燃えているような状態だと思うので、それを絶やさないようにシーズン終わりまで走っていきたいですし、リーグは出来る限り上の順位で、また天皇杯のタイトルのチャンスもあるので、必ず、全員で獲れるように頑張っていきたいです」
▽月間ベストゴール
「月間ベストゴールの選出ありがとうございます。ゴールの難易度としては個人的にはそれほどなのかな、という印象はありますが、チーム状況やスタジアムの空気であったり、全員の感情が爆発した瞬間を作り出せたところを評価いただけたのかと思います。ゴールの瞬間は破裂音に近いような音がして、来てくれた人達、プレーしている選手、ベンチに下がった選手、コーチングスタッフ達全員の感情が爆発した瞬間だったのかなと改めて思いました」