120分の激闘を制したのはG大阪! 終了間際の決勝弾は坂本一彩、3-2で横浜をくだしファイナル進出!【天皇杯】

中谷が土壇場で同点弾

10月27日に天皇杯の準決勝が開催。横浜F・マリノスとガンバ大阪がパナソニックスタジアム吹田で対戦した。

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序盤は横浜が優位に試合を進めていたなか、先手を取ったのはG大阪。26分、ダワンのクロスは相手に弾かれたが、そのクリアボールを山田康太が左足ダイレクトで叩く。GK飯倉大樹が見送るしかないファインシュートでネットを揺らした。

ビハインドの横浜は反撃に出て、33分に松原健のクロスからアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるも、シュートは枠を外れる。だが37分のチャンスはモノにする。A・ロペスのスルーパスに抜け出したヤン・マテウスがボックス内で敵DFをワンタッチでかわし、ファーサイドを狙ったシュートを決めた。

試合は1-1で折り返す。後半は立ち上がりからG大阪がペースを掴み、エース宇佐美貴史を中心に横浜ゴールに迫る。横浜は粘り強く守りながら、マイボールにすればスピーディなアタックを繰り出していく。

一進一退の攻防が続くなか、88分に横浜が勝ち越す。天野純のクロスをファーで受けた宮市亮の落としからA・ロペスがシュート。GK一森純にストップされるが、こぼれ球を松原健が押し込んだ。

このままタイムアップかと思われた90+3分、G大阪が追いつく。敵陣左サイドのスローインを受けた鈴木徳真がクロスを入れる。中谷進之介が身体を投げ出し渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。

2-2で突入した延長戦、120+5分についに決着をつける得点が生まれる。宇佐美のお膳立てから坂本一彩が決勝弾。3-2で激闘を制したG大阪がファイナルに駒を進めた。

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