19位・札幌、後半AT2発被弾の逆転負けにペトロヴィッチ監督「なかなか走り切れない選手も…」
北海道コンサドーレ札幌を率いるペトロヴィッチ監督が、敗戦に肩を落としている。
札幌は5日、明治安田J1リーグ第33節でガンバ大阪と対戦して1-2で敗戦。8分に白井陽斗が先制点を沈めた札幌は長い間リードを保ったが、94分にハンドから宇佐美貴史にPKを沈められる。そして、98分にも宇佐美の突破から逆転弾を決められて2-1で敗れた。
この結果、19位・札幌は3試合ぶりの敗戦で勝ち点29のまま。今節をまだ終えていない17位・湘南ベルマーレとの勝ち点差を暫定で「3」とするチャンスを逃す結果となった。
試合後のフラッシュインタビューに応じたペトロヴィッチ監督は、終盤に走り切ることができなかったことが敗戦につながったと語っている。
「1-0でリードした展開の中でカウンターから仕留められるシーンが何回かあったんじゃないかと思います。最後は94分、98分と2失点して敗れました。選手たちは最後までベストを尽くして戦ってくれたと思いますけど、90分を通して走り切るという部分では、なかなか走り切れない選手もいて、最後は多くの選手が足をつっていました。相手の質にやられてしまった試合だったと思います」
今節を終え、2024シーズンのJ1リーグも残り5試合。開幕直後に5連敗、シーズン半ばに8連敗を喫すなど、苦しい戦いを続けてきた札幌は、ここから再び追い上げて逆転残留を果たすことができるのだろうか。