【G大阪】ダービー敗戦ダメージも10戦ぶり白星へ ポヤトス監督「1歩踏み出すための勝利を」

ガンバ大阪は大阪ダービー完敗のショックを乗り越えて、リーグで10試合ぶりの白星を目指す。

4日は大阪・吹田市内の練習場で非公開練習。翌日の北海道コンサドーレ札幌戦(パナスタ)に備えて調整した。

2日にセレッソ大阪と戦った大阪ダービーでは0-1で敗戦。DF中谷進之介(28)は内容も伴わなかった試合を「セレッソにのまれた試合だった。『完全試合』というコメントも見たけど、本当にその通りというか、何もできなかった。今シーズン最悪(の試合)じゃないかなと思う」と振り返った。

ダメージの残る中での連戦となるが、ダニエル・ポヤトス監督(46)は前向きに捉える。「すぐに札幌戦があることはポジティブに思っている。もちろん負けたのは悔しかったし、悲しさもあった。でも次を考えないといけない。それも次につなげていく材料にしていきたい。本当に喜びを与えたい。1歩を踏み出すための勝利が欲しい」。ここで勝つことで、流れを変える考えをあらためて示した。

中2日での札幌戦は、今季好結果を残していた時期の戦いを取り戻すものとする。中谷は「体力を温存しながらって言いたいところだけど、状況が状況なだけに、そんなことも言ってられない。しっかりアグレッシブにいきたいし、チームとしてもう1回勝ちにいくんだっていう姿勢を付けられれば。良かった時の熱量や、前から激しく(プレスに)いくところは復活させないといけない」。7月14日サガン鳥栖戦以来の勝利へ、G大阪はキックオフ直後から積極的な戦いを仕掛ける。【永田淳

https://www.nikkansports.com/

Share Button