破壊力満点の京都攻撃陣を止めるには… G大阪DF福岡将太「最初の5~10分間で…」

G大阪は22日に敵地で京都と対戦する。相手は直近リーグ10試合7勝2分け1敗。今夏新加入のFWラファエル・エリアス、FW原太智、FWマルコ・トゥーリオの強力3トップが猛威を振るっている。リーグ2位の堅守を誇るG大阪にとっても難敵だが、DF福岡将太はポイントを開始10分間と強調した。

「スカウティングで最初の5~10分間で良いプレーをさせてしまうと、勢いに乗ってくるというのがある。相手の外国人もしっかり守備をしてくるけど、最初にシンプルにプレーできるか」。京都の最前線からのプレスと、奪ってからの縦に速い攻撃は折り込み済み。相手の出鼻をくじいて主導権を握らせないことが肝要と説いた。

7戦7発のラファエル・エリアス、直近5戦4発の原は警戒ポイントだが、より警戒しなければならないのがマルコ・トゥーリオだ。右サイドで圧倒的な技術で見せ、現在3試合4アシストをマークしている。対峙することが濃厚なDF黒川圭介は「自分がまずそこを止めないといけない。ああいうタイプの選手を抑えられるかどうか。自分にとっても大事になるし、チームのために抑えたい」と気合。左サイドを制し、ラファエル・エリアスと原へのパス供給を分断するイメージだ。

残り9試合で首位・町田との勝ち点差は10。タイトル争いから後退したが、好調・京都を叩けばまだ望みはつながる。タイトルへの火を消さないためにも、7試合ぶりの勝ち点3をつかみ取る。

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