【JFL】ティアモ枚方がC大阪との練習試合快勝 二川孝広監督「無失点が大きい」リーグへ手応え

<練習試合:C大阪0-3ティアモ枚方>◇18日◇大阪市舞洲グラウンド

JFLのFCティアモ枚方が、カテゴリーで3つ上にあたるJ1のセレッソ大阪に3-0で快勝した。

【写真】大黒将志ヘッドコーチ

現役時代はガンバ大阪などで活躍した元日本代表MF、就任2年目の二川孝広監督(44)は「(JFLの)本番をイメージしてやっていた。3-0で勝ったというより、無失点で抑えられたのが大きい。J1相手にどこまでやれるか、そして、そこで結果を出すことを考えていた」と、手応えをつかんだ様子。

今季のJFLは現在中断期間中で、31日の第18節から再開される。枚方はここまで8勝2分け7敗で、全16チーム中の5位。首位の高知ユナイテッドSCとは勝ち点17差あるが、二川監督は「近づけるように、勝ち点を積み重ねていきたい。優勝を目指すことがモチベーション」とうなずいた。

この日は開始50秒でFW津村夢人(23)が先制ゴールを奪い、2点目はMF山口隆希(24)、3点目はFW竹下玲王(28)がマーク。前線からの果敢な守備で、主力級が多く出場したC大阪を相手に“ジャイアントキリング”となった。

枚方はクラブ創立21年目。大阪府枚方市、寝屋川市、交野市を中心とした北河内地域をホームタウンとし、将来的にJリーグ入りを目指す。JFLへは今季が昇格4年目。これまで8位、13位、11位で、今季は二川監督のG大阪時代の同期、元日本代表FWの大黒将志ヘッドコーチ(44)を招聘(しょうへい)した。【横田和幸】

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