G大阪MFウェルトン「G大阪として、チーム全体として戦う」左サイドを制し、関西ダービーも制す

4位のG大阪は17日に敵地で5位の神戸と対戦する。勝ち点1差で迎える『関西ダービー』。FW宇佐美貴史が「シーズンを戦っていくと“ここを勝てば…”という試合は来るが、まさに“ここかな”という感じ。大きな試金石になる」と口にするように、今後のタイトル争いを占う重要な一戦となりそうだ。

勝敗のポイントの一つは、どちらのチームが左サイドを制するか。神戸はDF酒井高徳が負傷。一方のG大阪もパリ五輪代表DF半田陸が負傷中で、互いに守備力にたけた右サイドバックが不在の状況だ。そしてG大阪は突破力に優れたMFウェルトン、神戸は圧倒的なスピードが武器のMFパトリッキと互いの左サイドには個の強力な助っ人が陣取る。

ウェルトンは「個人の打開はもちろんプラスになってくる。でもG大阪として、チーム全体として戦う。チームとしてまとまった戦いができた時に自分たちの目標ややるべきことができる」。チームは3試合無得点だが、リーグ中断明けからはDF黒川圭介との連係が強化された。

対アウェー神戸戦は3連敗中。だが10年ぶりのタイトルへ向けて何度も同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかない。左を制し、関西ダービーをも制す。

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