被爆地である広島と長崎のU-15代表がサッカーを通して平和を学ぶピースマッチを開催!

平和を学ぶサッカー大会

平和を伝えるサッカー大会

ガンバ大阪のレジェンドのひとりで、現在は長崎でアカデミーダイレクターを務める松波正信さんは、ピースマッチに出場する長崎U-15選手の視察でピースマッチを訪問。強化とともに、大会の両輪である平和祈念について尋ねると、「やっぱり同じ想いを抱えている両県の代表が、平和の想いを伝えたり、試合を通じて交流をするというのはいいですよね。それが各年代でできていることが素晴らしいと思います。長崎の子どもたちを見ていても平和への意識が高いのを感じます」と語った。

ピースマッチならではなのが、両チームの着用したユニフォームだ。エキップメントパートナーとしてヒュンメルが担当したピースユニフォームは、世界でたった2つの被爆地が共に平和を祈念するというコンセプトを表し、広島の原爆ドームと長崎の平和祈念像を両チームのシャツにデザイン。

今年のユニフォームは、折り鶴を連ねた幾何学パターンをベースに、胸には大きく平和の象徴であるハトを『SHARE THE PEACE』というメッセージとともに羽ばたかせ、未来に広がる平和をイメージしている。

今年100周年を迎えた広島県サッカー協会の宗政潤一郎会長は、「ピースマッチは数ある取り組みの中でも最も重要な大会のひとつで、広島ならではの大会だと思っている。平和だからこそできるサッカー。選手たちには広島で見聞きし、感じ、考えたことを帰ったら伝えてほしい。来年は被爆80年。もっと充実した大会に、もっと平和を考え、伝えられるピースマッチにしていきたい」と、すでに来年を見据えていた。

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