G大阪はスコアレスドロー…立ちはだかったのはパリ五輪代表守護神
◇明治安田J1リーグ第25節 G大阪0―0FC東京(2024年8月7日 パナスタ)
G大阪は勝利していれば文句なしのデキだった。累積警告で出場停止のFW宇佐美貴史を欠く中だったが、試合開始からボールを保持。MF山下諒也が何度もFC東京DFラインの背後を取り、DF福岡将太はDF黒川圭介に何度も絶妙なロングフィードを通した。FWイッサム・ジェバリは最前線で起点になり、一方的に押し込んだ。
立ちはだかったのがパリ五輪代表GK野澤大志ブランドンだった。前半16分のジェバリの左足シュートを横っ飛びでセーブすると、同23分には再びジェバリのヘッドを右手一本でセーブ。さらにMFダワンの決定的なシュートも阻止された。
スコアレスドローで2試合勝ち星なし。だがリーグ中断期間を経てMFウェルトンと黒川が好連係を見せ、宇佐美抜きでも多彩な攻撃を展開できたことは明るい材料だ。次戦は敵地・柏戦。勝ち点1を意味あるものにするためにも勝利は譲れない。