Sランスが町田から来日3戦目で初勝利 伊東純也のクロスから先制点、中村敬斗は谷晃生と同期対決

◇国際親善試合 町田シティカップ2024 町田0―2Sランス(2024年7月31日 町田GIONスタジアム)

来日中のフランス1部スタッド・ランスがツアー3戦目で初勝利を挙げた。J1で首位に立つFC町田ゼルビアと対戦し、前半にFW伊東純也のクロスからFWオマー・ディアキテが先制点を決め、後半にも途中出場のFWアミン・サラマが縦パスに抜け出して追加点を挙げた。

試合は開始前に激しい降雨に見舞われ、約30分遅れの午後7時30分過ぎにキックオフとなった。今季初めてJ1に昇格した町田にとって、海外クラブとの国際親善試合は初めて。黒田剛監督は主将のDF昌子源ら、ほぼリーグ戦のベストメンバーを先発に並べた。ここまで磐田と引き分け、J2清水に敗れているSランスは、最前線の両翼を担う右のFW伊東純也と左のFW中村敬斗が3試合連続で先発出場。ともに後半24分までプレーした。

中村は三菱養和ユースの1年後輩にあたる町田の大卒新人DF望月ヘンリー海輝とマッチアップ。鋭い切り返しで望月をかわしクロスを上げるなど、先輩の貫禄を見せた。先発したGK谷晃生とは、G大阪ユースから高3で同時にトップチームに昇格した盟友。試合前の両チームによる記念撮影では、隣で肩を組み笑顔を見せていた。

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