優勝したスペインでソシエダ勢が躍動したEURO。久保建英が1試合も見なかった理由とは?「神格化しすぎるのは良くない」とも
「ヨーロッパのチームしかプレーできない」
久保建英が所属するレアル・ソシエダは7月25日、パナソニックスタジアム吹田で開催された「Real Sociedad Japan Tour 2024」のガンバ大阪戦に、1-0で勝利した。
この日本遠征には帯同しなかったが、ソシエダは先のEURO2024で4度目の優勝を飾ったスペイン代表に最多の5人(GKアレックス・レミロ、DFロビン・ル・ノルマン、MFマルティン・スビメンディ、FWミケル・オジャルサバル)を送り出した。
ル・ノルマンはレギュラーのCBとして奮闘し、メリーノは準々決勝のドイツ戦、オジャルサバルは決勝のイングランド戦で劇的な決勝ゴールと、ソシエダ勢の活躍が光った。
ただ、久保は「EUROは全く見ていなかった」という。G大阪戦後の取材でこうコメントした。
「(普段は)サッカーは見るんですけど、久々のオフで、オフと決めているのでサッカー見るのをやめようと思って。EUROは1試合も見ていないかもしれないですね。ハイライトは見てましたけど」
そして欧州王者を決める大会について、「EUROはヨーロッパのチームしかプレーできない宿命があって、崇められがちですけど、メッシ選手も言ってましたけど、結局ワールドカップに優勝したのはアルゼンチンなので。そう考えたら、神格化しすぎるのも良くないかなと思います」との見解も示している。
今回のオフはサッカーから離れて、心身ともにリフレッシュさせる点に集中していたようだ。