「電光石火のスピードとファンタスティックなアジリティ」

久保建英のリバプール移籍は、どれだけ実現の可能性があるのか。誰もが興味津々だ。

日本発信の報道が現地でも話題となり、久保に対する関心は高まっている。『90min』は７月22日、「クボの体格はリバプールのサポーターに不評かもしれない」としつつ、「だが、彼の技術はフィジカルの不足を補って余りある」と報じた

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「卓越したドリブラーで、相手SBに対して仕掛けることにとても意欲的。重心が低いために止めるのが難しく、電光石火のスピードとファンタスティックなアジリティも誇る」

「もうひとつの強みがクロスだ。１試合平均のクロストライは、同様のポジションで上位13％に位置する。ソシエダではCKにも意欲。パスの完成度は卓越したものではないが、ペナルティーエリア付近やボックス内で何かを起こそうという意欲を示す」

ただ、選手としての評価が高いことと、移籍が実現するかどうかは別の話だ。モハメド・サラーの後継者候補とも言われてきた久保だが、そのサラーが残るリバプールの前線に、日本代表アタッカーは本当に加わるのだろうか。

90minは「信頼できるリバプールの情報筋は、これらの報道を肯定も否定もしていない」と報道。そのうえで「取引をまとめる寸前というのは、おそらく少し楽観的だ」と続けている。

「リバプールはこれまでの移籍市場でもクボへの関心が報じられてきた。だが、サポーターは期待を高める前にもっと具体的な何かを待たなければいけないだろう」

レアル・ソシエダは25日にガンバ大阪と対戦する。久保も遠征メンバーリストに名を連ねた。日本での試合を終えて以降も、久保はソシエダの一員として新シーズンを迎えるのか。それとも、遠藤航のチームメイトになるのか。進展から目が離せない。

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