「陸の分も戦う準備はできている」U-23日本代表バックアップメンバー鈴木海音、負傷した半田陸への思いを語る

パリオリンピック初戦を前に、U-23日本代表バックアップメンバーのDF鈴木海音(磐田)が仲間の心に明るさを灯した。23日の前日練習のさなか、鈴木は練習メニューを始める前に一声、「天気も心も快晴でいこう!」と大きな声。練習後「全員ノリもよくて喜んでくれるけど、もっと反応してほしい(笑)」と振り返った。

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23日、翌日のパリ五輪グループリーグ初戦・パラグアイ戦に向けて前日練習を行った。練習場には21人の姿。DF半田陸(G大阪)が負傷で別メニューとなっており、チーム離脱の可能性も挙がっていた。

練習終了後の時点では、まだ半田の状況はわからず。鈴木は「自分の口からあまり触れることはできない。陸もこれからどうなるか僕たちもまだわからないですけど」としながらも半田への思いを語る。「自分もメンタルや体の部分でいい準備はできている。陸の分も全員が戦う準備はできている」と力を込めた。

練習時の声出しは意識的に行っているという。「U23アジアカップのときも、その前の遠征でも何回かやった。羽田(憲司)コーチからやってと言われて、やらされたわけではないけども、自分も盛り上げようかなと思ってやった」。スタジアムに轟く声に、選手もスタッフも、その場にいた人たちが笑顔を見せていた。

日本時間24日未明、国際サッカー連盟(FIFA)が公表しているパリ五輪の選手リストが更新された。バックアップメンバーから昇格したのは鈴木。半田の背番号2を着けることになった。

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