G大阪MF中村仁郎が親善試合Rソシエダード戦で1年ぶり戦列復帰も
G大阪MF中村仁郎(20)が、25日の親善試合Rソシエダード戦(パナスタ)で戦列復帰する可能性が出てきた。22日の公開練習ではフルメニューを消化。「復帰してから、きょうが一番良くなかったと思います」と俊敏性の部分で物足りなさを口にしたが、カットインから強烈な左足シュートを放つなど復調を印象づけた。
昨年10月に左膝滑膜ヒダ障害と診断されて手術を受けた。今年1月には左ひざ軟骨損傷で手術。2度の手術で長期離脱を強いられ、全体練習に合流できたのは今月中旬からだ。
だが地道なリハビリを経て、リバウンドもわずかという。そして、あくまで「メディカルスタッフの判断が大事になる」と前置きした上で「自分的には出たいですね」とRソシエダード戦での出場に意欲を見せた。
有観客試合でプレーすることになれば、昨年7月の親善試合セルティック戦(スコットランド)以来1年ぶり。G大阪アカデミー出身の“ダイヤの原石”がピッチに戻ってくる日は近い。