G大阪が2連勝で首位・町田を追走! 鳥栖は清武弘嗣&スリヴカがデビューも完封負け
明治安田J1リーグ第23節のサガン鳥栖対ガンバ大阪が14日に駅前不動産スタジアムで開催された。
ここまで勝ち点23で17位の鳥栖と、同41で4位に位置するG大阪が対戦。雨が降る中でスタートした試合は、19分にG大阪が動かす。宇佐美貴史とのワンツーでボックス右に侵入した山下諒也がグラウンダーで折り返し。正面に走り込んだ坂本一彩が押し込み、先制点をもたらした。
ハーフタイムにかけては一進一退の攻防に。G大阪は31分、坂本がペナルティアーク手前からゴール左にわずかにはずれるミドルシュートを放って2点目に迫る。一方、1点を追う鳥栖は43分に左サイドのヴィニシウス・アラウージョが正面の富樫敬真に合わせる好クロスを入れるも、GK一森純の好守を前に得点につなげられず、試合はG大阪の1点リードのまま折り返す。
迎えた後半、立ち上がりから鳥栖が前へ出ていく。48分にボックス左へ攻撃参加した菊地泰智が際どいシュートを放つと、55分にはハーフタイム明けから出場した中原輝がボックス右で左足を一閃。強烈なシュートを枠内に飛ばしたが、GK一森のファインセーブに遭って同点弾とはならない。
終盤、鳥栖の川井監督はセレッソ大阪から期限付き移籍し、新天地デビュー戦となる清武弘嗣を72分に投入。しかし、G大阪が84分に2点目を奪う。相手陣内でのボール奪取からペナルティアークのジェバリが右ポスト内側を叩いてゴールネットを揺らすミドルシュートを沈めて2-0とした。
その後、G大阪はスリヴカをデビューさせた鳥栖をシャットアウト。2連勝で暫定2位に浮上し、首位のFC町田ゼルビアを追走している。