【G大阪】五輪代表半田陸、代表合流までの2戦に意欲「どんどん大胆にからんでいければ」
ガンバ大阪のU-23日本代表DF半田陸(22)が、パリオリンピック(五輪)参加でチームを離れるまでの2戦での全力プレーを誓った。
8日は10日の天皇杯3回戦J3テゲバジャーロ宮崎戦(10日、いちご)に向けて非公開で調整。ダニエル・ポヤトス監督(46)は、半田の起用について「(代表に)行くまでの2試合はしっかりと使っていきたいと思っている」と前向きな姿勢を示した。
半田本人も、2戦連続の出場も歓迎する考え。「監督(の判断)次第だけど、僕は試合をしていた方がコンディションが上がるし、連戦でもいい状態を保てるタイプ。なるべく試合に出てから(代表に)行きたい」と出場に意欲を見せた。
6日の横浜F・マリノスを出場停止で欠場した半田は、チームメートのDF松田陸(32)のプレーから学び、刺激を得た。「パスを出す前の目線やボールの置きどころはすごく勉強になるし、キックの種類は自分との差でもある」と話し、積極的に良いところを吸収しようとする貪欲な姿勢を感じさせた。
パリ五輪前のG大阪での最終戦は14日サガン鳥栖戦(駅スタ)となる。残り2試合に向けて半田は「守備のところは引き続き見せていきたいし、攻撃でもこの2試合で何か残してから(代表に)行ければ自信にもつながる。まずは守備をしっかりした上で、どんどん大胆に絡んでいければ」と攻守両面での積極プレーを約束した。【永田淳】