2位vs3位の上位対決はゴールレスドロー! 鹿島攻勢もG大阪の最少失点の守備を崩せず

明治安田J1リーグ第20節の鹿島アントラーズvsガンバ大阪が26日に県立カシマサッカースタジアムで開催された。

【Jリーグ日程表】次戦の相手は?

ここ10試合7勝3分けの負けなしで2位に位置する鹿島と、ここ8試合7勝1分けで3位に位置する好調同士の両者。順位でも11勝4分け4敗の勝ち点37で並んでいる。

ホームの鹿島は2-2で引き分けた前節の浦和レッズ戦と同様の先発メンバーを起用。対するG大阪は2-1で勝利したヴィッセル神戸戦から先発メンバー2名を変更。ダワン、山田康太に代えてネタ・ラヴィ、坂本一彩を起用した。

試合はホームの後押しを受ける鹿島が序盤から攻勢に出る。4分、右サイドからの濃野公人のグラウンダーのクロスを中央に走り込んだ鈴木が右足シュート。GK一森純が弾いたボールに反応した佐野海舟がミドルシュートを放つが、これは枠を捉えられない。

その後も鹿島が強度の高いプレーでG大阪を押し込もうとすると25分、右サイドでワンツーを試みたプレーはウェルトンに阻まれたものの、ゴール前に下げたボールに対して鈴木が素早く反応し福岡将太からボール奪取。ラストパスを師岡柊生が押し込もうとしたが、ゴールカバーに入った中谷進之介に防がれて絶好機を逃した。

44分にも右サイドを駆け上がった濃野の絶妙なクロスに仲間隼斗がダイビングヘッドで合わせるも、GK一森が好守を見せてゴールを許さず。鹿島ペースで試合が進むも、G大阪も粘り強く守り、ゴールレスで試合を折り返した。

後半に入っても鹿島が攻勢を続ける中、疲労からか徐々にパワーダウン。その鹿島は76分、名古と仲間に代えて藤井智也と柴崎岳を投入する。すると78分には藤井の左サイドの仕掛けから最後はボックス左手前から柴崎が右足でミドルシュートを放つが、シュートはわずかにゴール右外へ。

なんとかウェルトンの単騎突破を起点にチャンスを作ろうとするG大阪は87分、左サイド敵陣深い位置からウェルトンが個人技でボックス内に進攻し、右足でシュート。相手DFに当たってボール右に跳ね返ったボールを最後はファン・アラーノが右足で合わせるも、サイドネットに嫌われた。

結局、最後まで両者にゴールは生まれず、上位対決はゴールレスドロー。鹿島は11試合無敗、G大阪は9試合無敗を継続する形で勝ち点1を分けあった。

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