【週末J1まとめ】福岡戦に引き分けるも町田が首位で前半戦を折り返し。G大阪は神戸との関西ダービーを制して5連勝|Jリーグ

【国内サッカー ニュース】明治安田J1リーグは6月22日から6月23日にかけて第19節が開催された。リーグ戦の折り返しとなる前半戦最後の試合ではFC町田ゼルビアと鹿島アントラーズの上位2チームがドロー決着。3位のガンバ大阪が上位との勝ち点差を縮めることに成功した。

前半戦を首位で折り返したのは町田だった。

首位を走る町田はホームでアビスパ福岡と対戦した。試合は失点が少ないチーム同士らしい手堅いゲームとなる。前半は立ち上がりに町田が直接FKからチャンスを作る場面もあれば、福岡も徐々にチャンスを作って敵陣を急襲。前半終盤にはCKにニアで合わせた小田逸稀のへティングシュートがポストを直撃するなど、互いにセットプレーからチャンスを作る中で前半をスコアレスで折り返した。

後半も高い集中力を持って戦う両者は、ゴール前の最後の部分でしっかり体を張った対応を続けて失点を許さず。どちらもあと一歩のところでゴールを奪えないまま時間は過ぎ、堅守同士の対決はスコアレスドローで決着した。

勝てば首位の町田に並ぶことができる鹿島は、敵地で浦和レッズと対戦した。試合は鹿島ペースで推移。開始早々に鈴木優磨のゴールでリードを奪うと、前半の終盤にもゴール中央でラストパスを受けた鈴木がゴールへしっかりと流し込み、2点を奪って前半を折り返すことに成功した。

しかし、ゲーム終盤に浦和の反撃を受けることになる。決定的な仕事をしたのは76分にピッチに入った武田英寿だ。交代からわずか1分、伊藤敦樹のクロスに見事な左足のシュートを合わせて1点差とすると、後半アディショナルタイムには相手の虚をつく華麗な直接FKを沈めて同点に。勝ち越しとまではいかなかったものの、このまま試合を終えた浦和は粘りの勝ち点1をゲット。逆に鹿島は2点差を逃げ切れず、2位でのリーグ戦折り返しとなった。

勝ち点3を逃した上位2チーム。そんな彼らを猛追しているのがG大阪だ。ヴィッセル神戸との”関西ダービー”に挑んだG大阪は、神戸に攻め込まれる時間こそあれど、巧みに凌ぎながらチャンスを伺っていく。すると70分、クリアボールのこぼれ球をウェルトンが左足一閃。ゴール右に流し込み、ついに均衡を破ることに成功する。

これで勢いに乗ったG大阪は、85分にセットプレーから相手のオウンゴールを誘って追加点。後半アディショナルタイムにPKから武藤嘉紀に1点を返されるも、そのままリードを逃げ切って勝利。リーグ5連勝で鹿島と勝ち点で並び、首位の町田との差も「2」としている。

その他、ゲーム終盤のゴールで湘南ベルマーレに競り勝ったFC東京が6位に浮上。名古屋グランパスを相手にウノゼロで勝ち切った東京ヴェルディが10位に順位を上げた。また、京都サンガF.C.から3ゴールを奪い下位対決を制したサガン鳥栖が降格圏を抜け出している。

■J1リーグ第19節 結果

町田 0-0 福岡

東京V 1-0 名古屋

新潟 2-2 川崎F

磐田 1-1 C大阪

G大阪 2-1 神戸

浦和 2-2 鹿島

柏 0-1 広島

湘南 0-1 FC東京

鳥栖 3-0 京都

札幌 0-1 横浜FM

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