J1町田が0―0ドローも前半戦を首位ターン 黒田監督「驚きを隠せないがブレずに進んでいきたい」

明治安田J1第19節第1日(22日、Gスタほか)9試合が行われ、首位の町田は今季のホーム戦では初の無得点に終わり、福岡と0―0で引き分けた。今節でリーグ戦は折り返し。今季、初のJ1の舞台で戦う町田がトップで折り返した。2位の鹿島は浦和に追いつかれて2-2で引き分け。3位のG大阪は神戸に2-1で勝ち、4年ぶりの5連勝を飾った。

互いに1点が遠く、均衡を破れず。それでも町田は勝ち点1を積み重ねて39に伸ばし、J1初参戦ながらリーグ前半戦を首位で折り返した。

「両チームともに『勝てた試合』と思っていると思う。(勝ち負けは)紙一重だった」。今季8度目のクリーンシート(無失点)も白星を逃し、元日本代表DF昌子は複雑な表情で試合を振り返った。

194センチの韓国代表FW呉世勲や186センチのFWデュークがけがで高さを欠いた試合。FWエリキやU-23(23歳以下)日本代表MF平河の速さに勝機を見いだそうとしたが好機は少なく、後半15分の平河の決定機も枠をとらえられなかった。

リーグ19試合を終え、鹿島ら強豪と渡り合って首位に立つ。黒田監督は「目標はあえて高く掲げてここまできた。首位争いには驚きを隠せない一面もあるが、ブレずに進んでいきたい」と語った。(一色伸裕)

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