G大阪が神戸との”関西ダービー”を制し、5連勝で上位へ肉薄!首位町田、2位鹿島はともに勝ち切れず、町田が首位ターンに成功! | 6月22日結果まとめ | Jリーグ

【国内サッカー ニュース】22日、明治安田J1リーグ第19節、J2リーグ第21節、J3リーグ第18節の計23試合が行われた。

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J1は9試合が行われた。

FC町田ゼルビアとアビスパ福岡の一戦は、失点が少ないチーム同士の対決らしい手堅いゲームとなった。前半立ち上がりに町田が直接FKからチャンスを作れば、福岡も徐々に流れを手繰り寄せて前半終盤にはCKにニアで合わせたDF小田逸稀のへティングシュートがポストを直撃。お互いにセットプレーからチャンスを作ったが、スコアレスで折り返した。

後半に入ってもお互いにサイドからのクロスやミドルシュートなどでチャンスを作るが、ゴールを仕留め切れない時間が続く。その中で78分には、左サイドを突破したFW岩崎悠人のクロスに、ファーサイドでフリーになっていた途中出場のFWシャハブ・ザヘディが頭で合わせる決定機が訪れたが、これも枠に仕留められずにタイムアップ。堅守同士の対決は、スコアレスドローで決着した。

この結果を受けて勝利すれば、首位と勝ち点で並ぶ鹿島アントラーズは、浦和レッズと敵地で対戦。試合は、開始早々にFW鈴木優磨のゴールでリードした鹿島が前半の終盤に再び鈴木のゴールで2点差にして優位に立った。たが、浦和も後半反撃。76分にピッチに入ったMF武田英寿が、交代からわずか1分でゴールをマークすると、後半アディショナルタイムには値千金の同点弾を沈めて試合終了。2点差を逃げ切れなかった鹿島は勝ち点1に留まり、町田が前半戦を首位で折り返すことが決まった。

ガンバ大阪とヴィッセル神戸の”関西ダービー”は、スコアレスの展開が続いた中で、70分にFWウェルトンのゴールで先制したG大阪が85分にはオウンゴールで追加点。後半アディショナルタイムにFW武藤嘉紀のゴールで神戸に1点を返されたものの、リードを逃げ切ってリーグ5連勝。苦しいシーズンが続いていた青黒がシーズンを最高の形で折り返している。

その他、ウノゼロで勝ち切った東京ヴェルディとサンフレッチェ広島、FC東京に加えて、京都サンガF.C.から3ゴールを奪い、下位対決を制したサガン鳥栖が前半戦最後のゲームで白星を飾ったほか、後半アディショナルタイムに得点を奪い合ったアルビレックス新潟と川崎フロンターレの一戦とDF松原后のゴラッソで先制したものの、セットプレーからFWレオ・セアラのゴールで追いつく展開となったジュビロ磐田とセレッソ大阪の一戦が勝ち点1を分け合う結果となっている。

8試合が行われたJ2では昇格争いがさらにヒートアップする結果となった。

横浜FCは、前半早々にMFユーリ・ララのゴールでリードすると、FW小川慶治朗が2ゴールを奪い、前半のうちに3点差とリードを広げる。後半もさらに2点を追加した横浜FCがロアッソ熊本に大勝している。

V・ファーレン長崎は、開始早々にFWエジガル・ジュニオのゴールでリードすると、26分にはMFマルコス・ギリェルメのゴールで2点差。このリードを無失点で逃げ切った長崎が藤枝MYFCを下してリーグ戦での無敗を「18」に伸ばしている。

みちのくダービーは、32分に中島元彦がPKを決めてベガルタ仙台がリードしたが、その後にモンテディオ山形もPKを獲得。これをMF氣田亮真が決め切って1-1の痛み分けに終わっている。

6試合が行われたJ3。首位の大宮アルディージャが後半アディショナルタイムに追いつかれながらも土壇場でFW杉本健勇が決勝点を決め、FC琉球との上位対決を制している。高橋健二ヘッドコーチが暫定指揮を取ったSC相模原が松本山雅FCに2点リードを許した状況から後半に3点を奪って逆転勝ちを収めれば、カターレ富山も2点リードされた試合をひっくり返して、AC長野パルセイロを下している。

■6月22日開催 結果

・J1第19節:

町田 0-0 福岡

東京V 1-0 名古屋

新潟 2-2 川崎F

磐田 1-1 C大阪

G大阪 2-1 神戸

浦和 2-2 鹿島

柏 0-1 広島

湘南 0-1 FC東京

鳥栖 3-0 京都

・J2第21節:

山形 1-1 仙台

横浜FC 5-0 熊本

甲府 1-2 愛媛

栃木 2-1 千葉

岡山 1-0 群馬

山口 0-3 いわき

長崎 2-0 藤枝

鹿児島 3-0 大分

・J3第18節:

岩手 0-0 今治

相模原 3-2 松本

長野 2-3 富山

大宮 3-2 琉球

鳥取 2-4 岐阜

宮崎 3-3 讃岐

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