G大阪が怒涛のリーグ5連勝! ウェルトンのスーパーゴールなどで神戸との上位対決を制す
明治安田J1リーグ第19節のガンバ大阪vsヴィッセル神戸が22日にパナソニックスタジアム吹田で開催された。
18試合を終えて勝ち点34で3位に位置するG大阪と、同33で4位の神戸による上位対戦が行われた。強い雨が降りしきる中、序盤のG大阪の攻撃を耐えた神戸は20分にチャンス。左サイドから初瀬亮がロングスローを入れると、この流れで大迫勇也がネットを揺らす。しかし、この場面で鈴木徳真をオブストラクションで倒した井出遥也のファウルが確認され、ゴール取り消しとなる。
34分に山田康太が負傷で坂本一彩との交代を強いられたG大阪だが、ハーフタイムにかけては巻き返し。それでも、ゴールを割るには至らず、試合は0-0のまま折り返す。
迎えた後半も一進一退の攻防が繰り広げられると、62分には神戸にこの試合ここまで最大の決定機が訪れる。ボックス左奥に侵入した佐々木大樹が折り返しボールを入れると、合わせた大迫のシュートがDFに弾かれた後、ゴール前の武藤がフィニッシュ。しかし、GK一森純が素晴らしい反応でのビッグセーブを披露し、得点を許さない。
すると、G大阪が守護神のファインプレーをつなげる。70分、クロスが跳ね返されて高く浮いたボールをペナルティーアーク左のウェルトンが落下地点でダイレクトシュート。左足を振り抜いて放たれた鋭いシュートがゴール左に突き刺さり、ウェルトンのスーパーゴールでG大阪がリードを手にする。
さらに勢いに乗ったG大阪は85分、半田陸のCKから山口蛍のオウンゴールを誘って加点に成功する。その後、神戸は武藤が福岡将太に倒されたPKを自ら決めて1点差に迫るも、反撃はここまで。2-1で逃げ切りに成功したG大阪が上位対決を制し、これでリーグ5連勝、公式戦では6連勝とした。