「優勝を争ううえでは順位的にもかなり強力なライバル」町田のベテランDFが運命の2連戦に警戒を強める

「今首位にいる勢いとか関係なしに」

2024年6月22日、スコアレスドローに終わったアビスパ福岡戦について、FC町田ゼルビアのベテランDF昌子源は次のように振り返った。

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「福岡さんは守備が堅くて、なかなか負けないチームというのを理解したうえで、こじ開けて、勝っていかないといけない。そういうチームになりたいと思いました」

この福岡戦こそ0-0だったが、シーズン前半の19試合を終えて12勝3分4敗の好成績である。実際、昌子も「J1初参戦なので(この成績は)上々と思いたいし、偶然ではなく必然と捉えたい。町田のコンセプトがしっかりとある中で、それを遂行できた試合は勝てています。できないゲームもありましたけど、必然でこの順位にいる(福岡戦直後は暫定首位)思いたいです」と話していた。

シーズン後半戦に向け、昌子は「同じ相手に簡単に勝てるほど甘くない」と警戒を強める。続く20節はアウェーでヴィッセル神戸(6月26日)と、21節はこれまたアウェーでガンバ大阪(6月30日)と戦う。

「優勝を争ううえでは順位的にもかなり強力なライバルになりますし、いきなり(後半戦で)その2チームですから中途半端な気持ちでは絶対にダメ」

前半戦は神戸に敗れ、G大阪とは引き分けており、勝っていない。そうした背景もあるからか、昌子は「今首位にいる勢いとか関係なしに、それはそれ。もう一回新たな気持ちで臨まないと勝てないと思います」と自身に言い聞かせるように述べていた。

神戸戦とG大阪戦は、今後の優勝争いを占ううえで重要な試合に間違いなくなる。運命の2連戦と言えるだろうか。

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