ガンバ大阪が6年ぶりにホームタウンでふれあい活動
サッカーJリーグ「ガンバ大阪」の選手たちが大阪府吹田市の小学校15校を訪問し、児童ら計約3千人とミニゲームなどを通じて交流した。「ホームタウンふれあい活動」として北摂地域で実施しているが、新型コロナウイルス禍の影響でホームグラウンドがある吹田市での開催は6年ぶりとなった。
市立千里第三小学校には日本代表の経験もある主将、宇佐美貴史選手(32)とFWの坂本一彩(いさ)選手(20)、GK石川慧(けい)選手(31)らが姿を見せ、6年生約170人が拍手と歓声で出迎えた。選手たちはリフティングやシュートを披露したり、児童たちとミニゲームやハイタッチをしたりして交流を深めた。
宇佐美選手は「子供たちが楽しんでいる姿を見て、僕たちもエネルギーをもらった。僕たちは幸運にもサッカーと出合ったが、子供たちにも夢中になれるものを見つけてほしい」と話していた。
市によると、今回のふれあい活動ではガンバ大阪とコラボしたサッカーボールを作り、市内36小学校に25球ずつ贈呈した。ボールには吹田市のイメージキャラクター「すいたん」と、ガンバ大阪の公式キャラクター「モフレル」が描かれている。
ふれあい活動は、ガンバ大阪が地域貢献と子供たちの健全育成を目的に平成15年から実施しており、昨年度は豊中市や高槻市などで行った。