【G大阪】選手らがホームタウン活動で小学校訪問 中谷進之介「何かにやる気になるきっかけに」
ガンバ大阪は17日、「ホームタウンふれあい活動」を実施した。今回はトップチーム選手、監督、コーチングスタッフ、アカデミーコーチとスタッフが10グループに分かれて、ホームタウンである吹田市・茨木市の公立小学校30校を訪問。約4300人の児童とふれあった。
茨木市の白川小学校には、ダニエル・ポヤトス監督(45)、DF中谷進之介(28)、MF山下諒也(26)、DF江川湧清(23)らが訪れた。体育館に集まった5~6年生約150人の前でリフティングや江川の強烈キックを披露した後、生徒も加わってボール回しやミニゲームを行った。
ミニゲームでは先生の1人がセレッソ大阪のユニホームで登場。一触即発の雰囲気もただよったが、ポヤトス監督が対峙(たいじ)すると、大きな笑いが起こった。
質疑応答でこれまで辛かったことを問われた中谷は「辛いことはいっぱいあったけど、サッカー選手になるっていう夢があったから乗り越えられた」と夢の大切さを語り、5年生と給食時間をともにした山下は「怖いと思ったら負け。試合前日にびびったりもするけど、試合になったら別だね」と勝負に対する考えを伝えた。
参加した中谷は「歓声でガンバが持つ力を感じたし、これもプロサッカー選手としての仕事だと思うので、すごく意義のある活動。勉強でもサッカーでも、子どもたちが何かにやる気になるきっかけになればいいなと思いながら、楽しんできました」と、この活動への思いを語った。
G大阪ではホームタウンに住む子どもたちの健全育成を目的に、03年からこの活動を続けている。