【G大阪】ホームで柏下し1年ぶりの4連勝 宇佐美貴史と山田康太が得点
<明治安田J1:G大阪2-1柏>◇16日◇第18節◇パナスタ
ガンバ大阪がホームで柏を下し、4連勝を飾った。
リーグ6戦無敗で順位を3位まで上げてこの試合に臨んだG大阪は、立ち上がりからMF山下諒也(26)のスピードを生かした攻撃と切り替えの早い守備で主導権を握る。
先制は前半15分。MF鈴木徳真(27)のサイドチェンジを左サイドで受けたMFウェルトン(26)がペナルティーエリア内のFW宇佐美貴史(32)に渡すと、宇佐美が対峙(たいじ)したDFを鮮やかにかわしてフィニッシュ。自身今季7点目をゴール右に決めた。
主導権を握ったG大阪は、その流れのまま追加点を奪う。同26分、右サイドのFKから宇佐美が中央へ送ると、鈴木がシュート。ゴール前でこれに反応したウェルトンのワンタッチにMF山田康太(24)が抜け出し、最後は右足アウトサイドで流し込んだ。
守備でもGK一森純(32)やDF中谷進之介(28)が中心となってピンチを防ぎ、前線の選手も懸命のプレスバックを繰り返したG大阪は、失点を後半34分の1点に抑え、約1年ぶりの4連勝。攻守が一体となった戦いで結果を出し、上位に食らい付く勝ち点3を手にした。