宇佐美の技巧弾に山田パナスタ初弾! 柏撃破で3位キープのG大阪、今季初の4連勝で上位との3連戦へ!
明治安田J1リーグ第18節のガンバ大阪vs柏レイソルが16日にパナソニック スタジアム吹田で開催された。
前節の湘南ベルマーレ戦を2-1で勝利し、今季初の3連勝とともにリーグ戦6試合無敗中の3位・G大阪。今節に向けては、前節から先発メンバーを1人変更。坂本一彩に代わり、古巣対決の山田康太を先発に送り出した。
一方、前節のアビスパ福岡戦を0-2で落とし、連敗でリーグ戦3試合未勝利中の柏は、福岡戦から7人を変更。犬飼智也、戸嶋祥郎、細谷真大らに代えて、立田悠悟、小屋松知哉、木下康介らが先発した。
試合は互いに大きなチャンスを作らせない中、G大阪が15分に先制。ウェルトンからパスを受けた宇佐美貴史が対峙した立田悠悟をシュートフェイントで欺き、飛び出したGK佐々木雅士との一対一を制した。これで宇佐美は直近リーグ戦4試合で3ゴール2アシスト。
先制点を許した柏は23分、高嶺から浮き球のパスを受けたジエゴがボックス左から頭で折り返し、ボックス内の木下が胸トラップから右足ダイレクトでシュート。これにGK一森純は一歩も動けず。しかし、シュートは右ポストに嫌われて同点ゴールとはならない。
すると、難を逃れたG大阪が26分に追加点。右サイドでのFKの場面、宇佐美のクロスのこぼれ球に対し、鈴木徳真がボックス手前から右足で合わせる。このシュートをエリア内のウェリントンが触り、こぼれたボールを最後は山田康太が押し込んだ。
2点ビハインドとなった柏は攻勢を強めるも、J1最少失点のG大阪守備陣に苦戦。43分にはクロスの流れからマテウス・サヴィオがエリア内から強烈なシュートを放つも、GK一森純の好セーブに遭う。
反撃に出る柏は後半開始から小屋松に代えて細谷真大を投入。すると48分には細谷がミドルシュートを放つが枠外に、直後にはマテウス・サヴィオが左CKから直接ゴールを狙うようなボールを蹴るもGK一森に阻まれた。
GK一森を中心としたディフェンスを前になかなかゴールを奪えない柏は67分に白井永地と山田雄士を下げて、戸嶋祥郎と島村拓弥を送りだし、攻勢を強める。すると79分、ボックス手前で縦パスを受けた細谷がフリック。これを受けたジエゴがボックス内に侵攻し、左足を振り抜いて、ついにゴールネットを揺らした。
1点差に詰め寄った柏はその後も同点ゴールを目指したが、G大阪が最後まで逃げ切り、2-1で試合終了。勝利したG大阪は今季初の4連勝を達成し、ここから4位のヴィッセル神戸、2位の鹿島アントラーズ、首位のFC町田ゼルビアとの連戦を迎える。対する柏は今季初の3連敗を喫している。