結婚発表の堂安律「より一層かっこいい男に」…今月2連戦は「やりたいことにトライしたい」
6日にアウェーでミャンマー代表、11日にホーム(広島)でシリア代表とFIFAワールドカップ26アジア2次予選を戦う日本代表は3日、活動を開始した。
練習後、取材に応じたMF堂安律(フライブルク/ドイツ)は前日に発表した結婚の心境について「同棲期間も長い方なので、特に何か新しいことが進むわけではないですけど、より一層かっこいい男になっていきたいと思います」と言及。発表のタイミングについては「籍は1月に入れていたんですけど、アジアカップもあり集中したいというのがあって。発表して自分が良くないと、どうしても(批判などが)女性の方にいってしまって可哀想なので、シーズン後に発表ということになりました」と明かした。
既にアジア最終予選進出を決めている日本代表にとって、今月のミャンマー戦とシリア戦は消化試合。しかしながら、堂安は無念のベスト8敗退に終わったAFCアジアカップカタール2023を念頭に気を引き締めた。
「アジアカップで引いた相手に自分たちができなかったというのが課題としてある中で、この2試合は消化試合と言われてますけど、最終予選に向けて重要な2試合なので、自分たちがやりたいことにトライしていきたいです。緊張感を自分が先頭に立って出していけたらなと思います」
続けて、引かれた相手への解決策については「ミドルシュートの質を一人一人が上げることや、クロスだとか決定機を作り出すファイナルサードの質は求めたいと思います」とコメントし、「選手同士で話しながらやっているので、次の試合で楽しみにしていただければと思います」と2連戦への意気込みを示した。
現在25歳の堂安はガンバ大阪の育成組織出身で、2015年6月3日にクラブ史上最年少となる16歳11カ月18日でJ1デビューを果たした。2017年7月にフローニンゲン(オランダ)へと期限付き移籍すると、2018年夏に完全移籍に移行し、2019年8月にはPSV(オランダ)に移籍。2020-21シーズンはビーレフェルト(ドイツ)への期限付き移籍を経験し、翌年PSVでのプレーを経て、2022年7月にフライブルク(ドイツ)に完全移籍を果たした。今シーズンは公式戦42試合出場で9ゴール7アシストを記録した。
また、日本代表では各世代別のエースとして活躍し、2018年9月にA代表デビューを果たした。日本代表ではこれまで48試合に出場して8ゴールを記録している。