【G大阪】宇佐美貴史の2ゴールで今季初の3連勝 アウェーで湘南下す
<明治安田J1:湘南1-2G大阪>◇第17節◇1日◇レモンS
前半は湘南にボール保持を許す展開となったが、どちらがボールを持っても状況に応じた戦いができる今季のG大阪が、その強みを生かした戦いを見せた。
前半29分、湘南GKソン・ボムグン(26)のパスミスにG大阪MF鈴木徳真(27)が反応し、ワンタッチで右のMF山下諒也(26)へ。これを受けた山下もワンタッチでつなぐと、中央でフリーになったFW宇佐美貴史(32)がゴール左へ流し込んだ。G大阪は湘南の一瞬の隙を逃さず、先制に成功した。
後半も湘南がポゼッションを続ける展開。後半18分にはセカンドボールを拾った宇佐美がペナルティーエリア内に短いスルーパスを送る。これに反応した山下が快足を生かしてDFの前に入り込むと、後ろから倒されてPKを獲得。同20分に宇佐美がPKを右上に決め、リードを広げた。
終盤は耐える時間が長くなったG大阪だったが、同33分にCKからFWルキアン(32)に決められた1失点に抑えて勝ち点3を獲得。今季初の3連勝に宇佐美は「苦しい展開だったが、要所を押さえてうまく立ち回れた。厳しい中でも勝てるのはチームの強さだと思う」と胸を張った。