【一挙プレビュー】土曜日開催の鹿島vs横浜FMの”オリ10対決”が『PICK UP MATCH』 J2首位の清水は敵地で6位山口と対決!| Jリーグ

5月31日から6月2日にかけて開催されるJリーグ(J1・J2)の試合プレビューを一挙に紹介。J1リーグの10試合、J2リーグの10試合が各地で開催される。

●【動画】鹿島アントラーズ 安西幸輝&濃野公人 インタビュー

5月31日

6月1日

6月2日

13:00 いわきFC vs ベガルタ仙台(J2)

7位・いわきは前節徳島とドロー。DF照山颯人が前半25分に負傷交代するアクシデントに見舞われたが、守備陣は崩れることなく1失点でしのぎ切った。今節は2ポイント差で先行する5位・仙台との上位対決。ホーム2戦連発中のFW谷村海那には引き続き大きな期待が懸かる。

岡山に敗れた仙台は連勝が『4』でストップ。後半開始直後の2失点目が響き、今季最多の4失点を喫してしまった。MF長澤和輝が出場停止となる今節、注目は福島県いわき市出身のMF松井蓮之。地元凱旋の試合で中盤の主導権を掌握し、今度こそ6ポイントマッチを制したい。

13:05 東京ヴェルディ vs 北海道コンサドーレ札幌(J1)

東京Vは神戸に1-0で勝利。町田に0-5の敗戦を喫した直後の一戦で、今季初めて5バックを採用し、昨季王者を完封してみせた。水曜にはレアル・ソシエダとの親善試合を行い、今節は今季負けなしを誇るホーム・味スタで2度目の連勝を狙う。

札幌は鹿島に0-3で敗れ、2連敗。19位と苦しい戦いが続くものの、今週クラブは「今シーズンの最後までミシャ(ペトロヴィッチ)監督と戦う決意をしました」と声明を発表。あらためて一丸の意識を再確認し、アウェイの地で再起を図る。

14:00 水戸ホーリーホック vs V・ファーレン長崎(J2)

水戸は首位の清水に1-2で惜敗。シュート数で相手を上回るなど持ち味は十分に発揮しただけに、勝点0は悔しい結果となった。今節のホームゲームでは公式戦18戦負けなしの2位・長崎と対戦。森直樹監督の下で取り戻した自信を携え、“善戦”にとどまった前節との違いを示せるか。

長崎はリーグ最多得点の千葉を相手に1-0で勝利。DF田中隼人らが体を張り、JリーグYBCルヴァンカップを含めて5試合連続のクリーンシートを達成した。6月には公式戦8試合を戦う過密日程が待っており、今節から怒涛の5連戦がスタート。選手層の厚さを武器に、リーグ戦3連勝で勢いを加速させたい。

14:00 ザスパ群馬 vs モンテディオ山形(J2)

最下位の群馬は連敗を『7』で止めるドロー。DF田頭亮太の同点弾はもちろん、シュート13本を記録した攻撃の積極性も明るい材料だ。過去2シーズンの山形戦は公式戦5戦で4勝1敗。昨年9月17日以来となるホームでの勝点3獲得に向け、良いイメージを持って臨みたい。

対する山形は90+4分にPKで決勝点を奪い、連敗を『3』でストップ。白星は実に6試合ぶりとなり、こちらもトンネルから脱出した。注目は今季群馬から加入したDF岡本一真。ここにきて存在感を増しており、慣れ親しんだスタジアムで迎える今節も果敢に右サイドを駆け上がる。

14:00 レノファ山口FC vs 清水エスパルス(J2)

山口はクラブ初の4連勝とはならず。ただ、GK関憲太郎を中心に7度目のクリーンシートを達成し、プレーオフ圏内の6位を死守した。快進撃を続けるなか、今節は首位の清水と対戦。前線で献身的な働きを見せてきたFW梅木翼の不在は痛手だが、首位撃破で“維新劇場”の再演を果たせるか。

清水はMF白崎凌兵の決勝ゴールで2-1の勝利。今季最多の観衆を集めたホームゲームで、連敗しない強さを証明した。キーマンは試合当日に36歳の誕生日を迎えるMF乾貴士。この注目の一戦でも攻撃を巧みにコントロールし、2連勝でチームの“首位ターン”を確定させたい。

14:00 鹿児島ユナイテッドFC vs ブラウブリッツ秋田(J2)

鹿児島はMF野嶽寛也が終了間際に値千金の同点ゴール。連敗を『3』で止めて内容面でも改善の兆しを見せたが、試合翌日に大島康明監督の解任が発表された。後任は8年ぶりに指揮を執る浅野哲也氏。クラブのJリーグ参入当時を知る指揮官の下、J2残留へ向けてリスタートを切る。

秋田は最下位の群馬と引き分け、今季初の連勝はまたもお預けに。吉田謙監督が試合後のインタビューでまず口にしたように「決定力」の課題が浮き彫りとなった。今節も降格圏に沈む相手との対戦。J3時代の対戦成績は8試合で1勝と振るわなかったが、成熟度の違いを示したい。

17:00 川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス(J1)

川崎Fは柏と1-1の引き分け。最終盤にはDFジェジエウがネットを揺らしたが、VARの結果、ゴールは幻に終わった。ここ3試合はいずれも先制点を奪いながらも勝点3に結びついていないだけに、今節は本来の川崎Fらしく“畳み掛ける”姿勢を見せたい。

名古屋も京都と1-1のドロー。3連勝こそ逃したが、追いついて手にした勝点1は前向きに捉えられる。昨季ダブルを飾った相手に挑む今節はDFハ・チャンレに注目。自身初めて韓国代表に選出されたCBを中心に、堅守から勝機を見出したいところだ。

17:00 栃木SC vs ロアッソ熊本(J2) 前

節引き分けた19位・栃木は連敗を『6』でストップ。スコアこそ0-0だったもののFW南野遥海を中心に相手ゴールへ迫り、前からのプレスも光った。4ポイント差で前をいく17位・熊本との今節は、残留に向けて勝利が欲しい一戦。得た手応えを今度こそ勝点3へつなげられるか。

熊本は3試合ぶりの黒星。主導権を握る時間は長かった一方でゴールが遠く、終了間際に不運なPKで決勝点を許してしまった。期待が懸かるのは昨季のこのカードで得点を挙げているMF大本祐槻。爆発的なスピードを生かし、チームのアウェイ2連勝に貢献したいところだ。

19:00 柏レイソル vs アビスパ福岡(J1)

柏は直近の横浜FM戦で敗戦。4試合負けなしと好調を維持していたが、今季ワーストの4失点を喫した。再起を図る今節はU23日本代表コンビに注目。攻守の核としてチームを支えるFW細谷真大、DF関根大輝は代表合流前の一戦でチームを勝利に導けるか。

福岡は新潟を下し、連敗を『2』でストップ。ボール保持率では大きく上回られながらも要所を締め、会心の勝利を飾った。連勝のキーマンはMF紺野和也。前節を含め、今季得点を挙げた試合は3勝1分と負けがなく、今節もレフティーにかかる期待は大きくなる。

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