G大阪の補強大当たりは中谷だけじゃない 守備と攻撃を繋ぐMF鈴木徳真がチームの潤滑油に

ポヤトス・チルドレンが存在感抜群

今シーズンはかつての強さを取り戻しつつあるガンバ大阪。J1リーグ16試合を終えて、8勝4分4敗で現在4位につけている。

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昨シーズン16位に終わったG大阪の今シーズンの特徴の1つは堅守だ。ここまで11失点はリーグ最小の数字でディフェンスリーダーに中谷進之介が加入したことやGK一森純の復帰が大きい。

中谷の加入はここまでチームを大きく変えるほどのインパクトを残しているが、今季の補強大成功は中谷だけではない。ポヤトス・チルドレンとしてC大阪から加入した鈴木徳真の存在も大きいだろう。

ここまで16試合全てに出場している鈴木。派手なプレイが多いわけではないが、今のG大阪には欠かせない存在だ。168cmと小柄な選手ではあるが、ディフェンスラインと攻撃陣を繋ぐ潤滑油としてチームのリズムを作る。ここまでの総走行距離はチームトップであり、1試合平均のパス数はCBの2人に次ぐ記録だ。ピッチを走り回り、シンプルにパスを繋ぐ鈴木は目立ちはしないが、陰でチームを支えている。

『SofaScore』によると、1-0で勝利したFC東京戦でも63本中56本のパスを成功させ、成功率は約89%を記録。ロングボールも3本中3本成功させており、存在感を発揮した。また小柄でありながらもタックル総数はチームトップ、デュエル勝利数はダワンに次ぐチーム2位となっており、中盤のフィルター役としても活躍している。

山田やウェルトン、山下などG大阪の今シーズンの補強は当たっているが、鈴木の存在はディフェンスリーダーとなった中谷にも劣らないほど重要になっている。

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