MF岸本武流が移籍後初ゴール! G大阪は名古屋を破って2連勝、暫定で5位に浮上
[5.11 J1第13節 名古屋 0-1 G大阪 豊田ス]
J1リーグは11日、第13節を開催した。8位ガンバ大阪は敵地で7位名古屋グランパスと対戦し、1-0で勝利。今季清水エスパルスから加入したMF岸本武流が移籍後初ゴールを記録した。
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2連勝を目指す名古屋とG大阪。勝ち点1差で迎えた“6ポイントマッチ”は試合立ち上がりから共に攻め手を欠いた。
ホームチームは先頭のFWパトリックをターゲットにカウンターを狙う。MF森島司が試合の構築を担った。対するアウェーチームは、中央からMF宇佐美貴史がチャンスメーク。FW坂本一彩、MF倉田秋らが流動的に動いた。
G大阪は前半27分、左サイド高い位置で相手のミスを誘うと、宇佐美がボールを回収して持ち込む。ゴール前至近距離から放ったシュートはGKランゲラックに阻まれた。
名古屋は前半32分、ピッチ真ん中やや右サイド寄りのところでフリーキックを得ると、森島がキッカーを務める。鋭いボールにDF三國ケネディエブスが飛び込んだが、合わせきることができなかった。
試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半は両チームともに攻撃の手を強めた。名古屋はセットプレーから相手のゴールを脅かす。G大阪は岸本が右サイドで起点となった。
すると、先に試合を動かしたのはアウェーチーム。G大阪は後半22分、ペナルティエリア内でボールを受けた坂本のシュートはランゲラックの好セーブに遭うも、岸本がこぼれ球を押し込んでゴールネットに突き刺した。
1点ビハンドの名古屋は後半32分、右サイドのコーナーキックの流れからMF永井謙佑が決定機を迎える。ゴール前の混戦の中からシュートを放ったが、相手に体を寄せられてうまくミートすることができなかった。
終盤にかけて猛攻を仕掛けた名古屋だが同点ゴールが遠い。試合は1-0のままタイムアップ。G大阪が2連勝を飾り、暫定で5位に浮上している。