G大阪DF中谷進之介「ブーイングは仕方ない。感情を持たないように意識」11日に古巣・名古屋戦

G大阪DF中谷進之介(28)が、古巣戦でのブーイングを覚悟した。11日に対戦する名古屋には昨季まで5年半在籍。「ブーイングは…それは仕方がないことだなと思っています」。受け入れた上でG大阪の勝ち点3奪取に集中する心意気だ。

柏で出場機会が少なくなっていた18年夏に名古屋へ移籍。主軸として成長し、日本代表にも選出されるほどになった。「育ててもらったクラブ」。思い入れや感謝の気持ちは強い。だからこそ頭はクールに保つ。「思いが強すぎて、自分のプレーができなくなるのが最もダメなので。僕はやるべきことをやることに集中する。感情を持たないように意識している」と口にした。

古巣のストロングポイントを熟知している中、最初に挙げた警戒すべきはポイントは米本―永井のホットライン。「ヨネ(米本)はボールを取った後、完全に前を見てあそこ(永井)に付けてくる。一発でやられないように」。得点を取れば堅牢な守備網を構築することは熟知している。「先制点は取られたくない」。1点の重みが増すだけに、我慢強く戦う必要性を説いた。

セレッソとの大阪ダービーで勝利。勢いを加速させるためには、名古屋戦の結果が大事になる。

https://www.sponichi.co.jp/

Share Button