G大阪がJ1で5年ぶりの大阪ダービー勝利!! キャプテン宇佐美の一発でC大阪を下す
[5.6 J1第12節 G大阪 1-0 C大阪 パナスタ]
J1リーグは6日、各地で第12節を開催した。ガンバ大阪とセレッソ大阪の大阪ダービーは、キャプテンマークを巻くFW宇佐美貴史のゴールで1-0でG大阪が勝利した。U-23日本代表から復帰したG大阪のDF半田陸はフル出場し、C大阪のDF西尾隆矢はメンバー外となった。
立ち上がりはC大阪が敵陣でボールを持つ時間が続く。それでも前半25分、G大阪は敵陣ペナルティーエリア内でボールを奪って決定機を迎える。最後はFW坂本一彩がシュートしたが、GKキム・ジンヒョンにセーブされた。
流れを掴んだG大阪は前半27分、DF毎熊晟矢のパスミスを宇佐美が見逃さない。最前線でボールを奪うと、そのままペナルティーエリアの手前からミドルシュートを放つ。ニアサイドを突いたボールはゴールネットに突き刺さり、G大阪が先制した。宇佐美はJ1通算250試合目かつ誕生日でもあるという記念すべき一戦で自ら祝砲を上げた。
一方のC大阪は同36分、毎熊が筋肉系のトラブルで続行不可能となり、DF奥田勇斗との交代を余儀なくされた。さらに後半12分、DF登里享平もMF上門知樹との負傷交代となった。
1点リードで後半を迎えたG大阪はカウンターを中心に追加点を狙う。後半25分には右からのCKがファーサイドに流れ、MF倉田秋がシュートを打つが右ポストに当たる。ただその前のプレーでファールとなり、C大阪のFKとなった。同28分、坂本が連続してシュートを打つもC大阪守備陣のブロックで追加点には至らない。
一方のC大阪はなかなかチャンスを作れない。後半39分にはMF山下諒也のシュートをキム・ジンヒョンが好セーブで凌いで1点差を維持。ただ反撃ムードを作れないままタイムアップを迎えた。G大阪は6試合連続ゴール中のFWレオ・セアラらC大阪攻撃陣を完封し、リーグ戦で2019年以来の大阪ダービー勝利となった。