G大阪の大卒ルーキーMF美藤倫 24日・ルヴァン杯でプロ初出場へ「自分はやれるぞと見せるチャンス」
関学大からG大阪に加入したMF美藤倫(みとう・りん)が22日、ルヴァン杯1次ラウンド2回戦・J3琉球戦(24日・タピスタ)での公式戦プロ初出場へ気合をみなぎらせた。敵地でのリーグ・浦和戦(20日)から中3日での開催とあって、ポヤトス監督は「積極的に若い選手を使っていきたい」とターンオーバーを明言。美藤やJ2長崎から加入2年目のDF江川湧清ら若手が抜てきされる見通しだ。
美藤は京都の下部組織、東海大大阪仰星高を経て関学大に入学。3年だった2022年10月に加入が内定した。ルーキーイヤーとなる今季は、リーグ戦で6日の札幌戦から4試合連続メンバー入りしながら出場機会はなし。「まだまだ信用されていないなと思う。ルヴァンは自分はやれるぞ、というのを見せるチャンス。ガムシャラにやりたい」と目をぎらつかせた。
主戦場はボランチで、豊富な運動量やハードワークが持ち味。「(チームに)適応するのに時間はかかったけど、今は戦術も理解できている。球際での守備の部分は自分の特徴だし、自信もある。攻守に存在感を発揮できれば」と猛アピールを誓った。