観客41377人の熱戦！ G大阪が坂本一彩の2戦連続弾で浦和を下す
明治安田J1リーグ第9節の浦和レッズ対ガンバ大阪が20日に埼玉スタジアム2002で開催された。
勝ち点11で11位の浦和と、同12で10位に位置するG大阪が対戦。前半、ホームの浦和が高いポゼッション率で能動的に仕掛ける一方、G大阪はボール奪取から縦に早いカウンターでゴールを目指す展開となる。
その中で、G大阪は22分に宇佐美貴士がゴール右にはずれる強烈なミドルシュートで相手を脅かすと、42分にはカウンターから決定機を演出する。左サイドで抜け出したウェルトンがそのままボックス左に侵入すると、相手DFを抜ききらずにコントロールシュート。しかし、このシュートはわずかにゴール右上へはずれた。
0-0で迎えた後半、前半よりも攻撃のギアを上げた浦和は、55分にこの試合最大のチャンスを迎える。左サイドから渡邊凌磨がロブのクロスを入れると、GK一森純の頭上を越したボールをファーサイドの伊藤敦樹がゴール至近距離からヘッド。だが、これを右ポストに当ててしまい、絶好機を逸する。
攻勢を強める浦和は続く68分、ボックス左手前から渡邊がゴール右隅を捉えるコントロールシュートを飛ばす。だが、ここはGK一森のビッグセーブに阻まれて先制点とはならない。すると、78分に先手を取ったのはG大阪だった。カウンターから右サイドのウェルトンの折り返しを坂本一彩がワントラップシュート。これがゴール左に決まり、坂本の2戦連続弾でG大阪がリードした。
結局、これを決勝点としたG大阪が1-0で勝利。観客41377人の熱戦を制し、前節のサガン鳥栖戦に続く連勝を決めた。一方の浦和は前節の柏レイソル戦に続く連敗となっている。
