後半アディショナルタイムの決勝弾でG大阪が鳥栖を撃破。J2では横浜FCと山口が勝ち点3を獲得|4月14日結果まとめ|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】14日、明治安田J1リーグ第8節、J2リーグ第10節、J3リーグ第10節の計13試合が行われた。
この日、唯一のJ1ゲームとなったガンバ大阪とサガン鳥栖の試合は、最後までどちらが勝利するかわからない展開となった。
試合は序盤からG大阪がボールを保持しながら攻撃を展開。何度も敵陣に侵入してはシュートを狙い、バーに阻まれるなど惜しい場面を作っていく。だが、先に試合を動かしたのは鳥栖だ。41分、スローインを起点に右サイドからクロスが入ると、これをファーサイドで待った長沼洋一がヘディングで沈め、鳥栖が先制に成功した。
だが、すぐにG大阪も反撃に出る。前半アディショナルタイム、ゴール前での混戦から最後は坂本一彩が押し込み、同点に追いついて後半へと折り返した。
後半は鳥栖の堺屋佳介が早い時間帯に決定機阻止で一発退場に。数的優位となったG大阪が攻め込む時間が続いた。なかなかゴールが奪えないまま時間が過ぎ、このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、ついに試合が動く。セットプレーの流れから再び宇佐美貴史がクロスを入れると、ファーサイドで待ったイッサム・ジェバリが胸トラップでマイナスに落とす。これを三浦弦太が思い切りよくシュートで合わせると、ディフレクトしながらゴールに吸い込まれた。このゴールでリードを手にしたG大阪が貴重な勝ち点3をゲット。鳥栖は最下位に沈んでいる。
J2は4試合が開催された。上位につけていたファジアーノ岡山は、ブラウブリッツ秋田の硬い守備を相手に得点が奪えずスコアレスドロー。4試合勝ちなしとなり、なかなか勝ち点を伸ばすことができていない。一方、横浜FCはホームで藤枝MYFCに2-0と快勝。ンドカ・ボニフェイスとカプリーニのゴールで勝利し、順位を4位へと上げた。
また、レノファ山口FCは下位に沈むザスパ群馬を相手に河野孝汰の2ゴールなどで4-0と大勝し、順位を6位とした。もう一つのロアッソ熊本とヴァンフォーレ甲府の試合は打ち合いの末に3-3で互いに勝ち点1を持ち帰っている。
8試合が開催されたJ3では首位の大宮アルディージャと2位のアスルクラロ沼津が対戦したが、どちらも1点を奪うも追加点を得ることができずにドロー決着。ヴァンラーレ八戸に勝利したFC今治と、いわてグルージャ盛岡に勝利したFC大阪が上位との差を縮めることに成功している。
■4月14日開催 結果
・J1第8節:
G大阪 2-1 鳥栖
・J2第10節:
秋田 0-0 岡山
横浜FC 2-0 藤枝
山口 4-0 群馬
熊本 3-3 甲府
・J3第10節:
八戸 0-1 今治
岩手 0-1 FC大阪
大宮 1-1 沼津
富山 2-0 鳥取
金沢 3-1 YS横浜
北九州 1-1 讃岐
岐阜 1-2 宮崎
琉球 4-3 長野