【プレビュー】内容以上に欲しい勝ち点3を求めて4試合勝ちなしのG大阪と5試合勝ちなしの鳥栖が激突 | Jリーグ

【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは4月12日から14日にかけて第8節が開催。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪サガン鳥栖の一戦が行われる。

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お互いに勝利を渇望している状況だ。

ホームのG大阪は4試合勝ちなし。開幕からクラブタイ記録の6試合負けなしと上々のスタートを切ったものの、第7節の北海道コンサドーレ札幌戦(0●1)で初黒星。10日に行われた延期分の第3節、横浜F・マリノス戦では、試合の主導権を握って数多くのチャンスを作ったものの、後半に2失点を喫し、今季初の連敗という状況で今節を迎える。

ただ内容面では、横浜FMを上回ることができていただけに悲観すべき状況ではないが、前節の課題となったゴールを確実に仕留めていくところで違いを見せられるか。4月に入ってからは、3試合続けてゴールを奪えていないだけに、攻撃陣の奮起が勝ち点3へのポイントになるだろう。

その中でここまで奪っている全5ゴールのうち、4得点に絡んでいるFW宇佐美貴史にはやはり大きな期待がかかる。水曜日の試合でも数多くのチャンスを演出していた7番がゴールやアシストという形でチームに5試合ぶりの白星をもたらせるか。

対する鳥栖は、ホームチームを上回る5試合勝ちなし。第2節の札幌戦で4ゴールという大勝での初白星を飾ったが、その後は3連敗を喫し、一つの引き分けを挟んで前節は、浦和レッズに0-3で完敗と苦しい戦いが続いている。

特に失点の多さは序盤戦で苦しい戦いを強いられている大きな要因の一つだろう。特にここまで勝ち点を奪えている試合では無失点で抑えられている一方で、負けているゲームは大量失点を喫している試合も珍しくない。まずは失点を最少限に抑えるという点で守護神のGK朴一圭を中心に守備の安定を取り戻せるかがポイントだ。

その上で攻撃も2試合続けてゴールを奪えていない。その中でFWヴィニシウス・アラウージョやマルセロ・ヒアンら得点力のあるストライカーを最大限活かすためにも、MF長沼洋一堀米勇輝らアクセントを加える選手がその強みをうまく活かせるかという点がゴールを奪う上でのポイントになるだろう。

今、欲しいのは内容以上に勝ち点3という結果だ。その歓喜を掴むのは、G大阪か、鳥栖か。日曜開催唯一のカードは14日、15時に幕を開ける。

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