G大阪、下部組織出身FW唐山翔自が4年ぶり先発で奮闘「攻撃になった時は全然やれる」

◆明治安田J1リーグ▽第3節 横浜FM 2―0 G大阪(10日・日産スタジアム

G大阪はアウェーで横浜FMに0―2で敗れ、4戦未勝利。シュート21本を放ちながら決定力不足を解消することはできず、3試合連続ノーゴールに終わった。

下部組織出身FW唐山翔自が、2020年11月14日の仙台戦以来4年ぶりのスタメン出場を果たした。この日は右サイドハーフで先発。「空いたスペースに入っていくとか、縦へのドリブルや守備で貢献したかった」との言葉通り、前半開始早々に積極的な仕掛けからクロスをあげるなどチャンスを演出した。

後半12分に交代するまで攻守に奮闘したが「こういう時に何かしないと」と唐山。無得点が続くチームを救えなかったことを悔やんだ。「正直、マリノスのプレースピードは今まで感じたことないくらい速いな、って。前半からしんどくて、後半は自分のところも守備が緩くなった」と反省の言葉を並べる一方、「攻撃になった時は全然やれる、と思った」と手応えも口にした。

高校2年生だった2019年11月、翌年からのトップチーム昇格が決定。他クラブでの期限付き移籍を経て、昨夏にG大阪に復帰した。将来性あふれる21歳が、定位置争いへ確かな存在感を示した。

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