え? 高すぎ!? 日本代表デビュー時の市場価値ランキング9位。大阪の最高傑作! 初招集の4年後にデビュー
並外れたタレントのみがたどり着けるサッカー日本代表。彼らはデビューした時にどのように評価されていたのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、歴代日本代表選手デビュー時の市場価値ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
9位:宇佐美貴史
生年月日:1992年5月6日
デビュー:2015年3月27日
デビュー時の市場価値:200万ユーロ(約2億8000万円)
デビュー時の所属クラブ:ガンバ大阪
9位にランクインしたのは、現在ガンバ大阪のキャプテンを務める宇佐美貴史だ。日本代表デビューした2015年3月27日当時の市場価値は200万ユーロ(約2億8000万円)であった。
ガンバ大阪育成組織の最高傑作とも言われ、16歳でトップチーム昇格を果たした宇佐美は2010シーズンにJ1で7得点と早速ポテンシャルを発揮した。アルベルト・ザッケローニ監督に見出され2011年6月に日本代表に初選出、同年7月にはバイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍して欧州挑戦とキャリアを駆け上がって行った。
しかしドイツでは思うような結果を残すことができず、その間日本代表でもデビューを果たすことができなかった。状況が一変したのはガンバ大阪に復帰して2シーズン目となる2014シーズンで、J1で10ゴール10アシストをマーク。下降していた市場価値も上昇に転じ、2015年3月のチュニジア代表戦で日本代表デビューとなった。
このガンバ大阪時代は日本代表でも継続的なプレー機会を得ていたが、2016/17シーズンより欧州に再挑戦してからはクラブで好調だった2018年前半を除いて招集メンバーに名を連ねることも少なくなった。現在は約5年間日本代表から遠ざかっている。