ルヴァンカップ開幕! J3の沼津、琉球、YS横浜、北九州がJ2勢を下して2回戦進出決定! 

2024JリーグYBCルヴァンカップが開幕。6日には1stラウンド1回戦の合計9試合が行われた。

今シーズンから大会方式が大幅に変更となるJリーグYBCルヴァンカップ。参加クラブはJ1、J2、J3に所属する全60クラブに拡大され、ノックアウト方式による『1stラウンド』、『プレーオフラウンド』、『プライムラウンド』の3ラウンド構成で大会が進行されることになった。

1stラウンドには、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ノックアウトステージに進出した3クラブ(横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府)を除いた57クラブが参加。10グループに分かれて、1試合制のノックアウト方式による各トーナメントを実施し、勝ち上がった10クラブがプレーオフラウンドへ進出する。なお、J1の18クラブと、J2の横浜FCと清水エスパルスは、1stラウンド2回戦から参加する。

鹿児島ユナイテッドFC(J2)とジェフユナイテッド千葉(J2)の試合は、前半はスコアレスで折り返したものの、72分に鈴木翔太のPK弾で鹿児島が先制点を奪取。そのまま鹿児島が逃げ切り、試合は終了。鹿児島が千葉を下して2回戦進出を決めた。

FC琉球(J3)と藤枝MYFC(J2)の試合は、前半をスコアレスで折り返すと、後半開始早々に藤枝が中島大嘉のゴールで先制に成功。しかし、わずか3分後に琉球が佐藤裕太のゴールですぐさま同点に。すると、80分に再び佐藤がゴールを決め藤枝が逆転に成功。その後、藤枝が猛攻を仕掛けるも同点弾は生まれないまま試合終了。J3の琉球がJ2の藤枝に勝利し、2回戦進出を決めた。

カマタマーレ讃岐(J3)とブラウブリッツ秋田(J2)の試合は、秋田が前半35分に佐藤大樹のヘディング弾で先制。さらに、後半アディショナルタイム(AT)にも秋田がダメ押しゴールを決め、試合終了。秋田が讃岐を下し2回戦進出を決めた。

中山雅史監督率いるアスルクラロ沼津(J3)とベガルタ仙台(J2)の試合は、打ち合いとなった。54分に仙台が先制に成功するも、沼津がすぐさまゴールを決め同点に。その後お互い1点ずつ加えた後半アディショナルタイム(AT)+4分に沼津が濱託巳の劇的弾で逆転に。試合はそのまま終了し、J2仙台に劇的勝利したJ3の沼津が2回戦進出を決めた。

“九州ダービー”となったギラヴァンツ北九州(J3)と大分トリニータ(J2)の試合は、前半から激しい球際の攻防が見られた。しかし、互いに決定力を欠き、そのまま延長戦へ。すると、113分に北九州が渡邉颯太の劇的ヘディング弾で先制に成功し、試合は終了。激しいダービーマッチを制したJ3の北九州が2回戦進出を決めた。

ザスパ群馬(J2)とSC相模原(J3)の試合は、群馬が開始13分に北川柊斗のゴールで先制。相模原がPK弾で前半の内に同点に追いつく。その後両者得点を奪えないまま延長戦へ突入した。すると、群馬の和田昌士が96分に勝ち越しゴールを奪取。その後群馬が2得点を加え、試合は終了。相模原に勝利した群馬が2回戦進出を決めた。

テゲバジャーロ宮崎(J3)とファジアーノ岡山(J2)の試合は、前半にルカオのゴールで先制した岡山が、後半開始早々に宮崎に同点に持ち込まれたものの、勝ち越し弾を含む3得点を加えるなど圧倒し、試合終了。岡山が2回戦進出を決めた。

愛媛FC(J2)とV・ファーレン長崎(J2)の試合は、開始早々に先制を許した愛媛がPKから同点弾を奪ったものの、長崎に再びゴールを決められ前半の内に勝ち越された。しかし、愛媛が77分、82分と立て続けに得点し、逆転に成功。そのまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイム(AT)に長崎がフアンマ・デルガドのゴールで再び同点に追いつき、延長戦に持ち込んだ。そして、118分にマテウス・ジェズスのゴールで勝ち越した長崎がそのまま逃げ切り試合は終了。打ち合いを制した長崎が2回戦進出を決めた。

Y.S.C.C.横浜(J3)と水戸ホーリーホック(J2)の試合は、前半からYS横浜が体を張った守備で水戸の猛攻に耐える展開が続いた。しかし、67分に松村航希のスーパーゴールで数少ないチャンスをモノにしたYS横浜が先制に成功。そのまま、YS横浜が逃げ切り、試合は終了。J3のYS横浜がJ2水戸相手に劇的勝利を飾り、2回戦進出を決めた。

6日に行われた9試合の結果、および13日に開催される8試合の対戦カードは以下の通り。

◼︎3月6日・試合結果

◼︎3月13日・対戦カード

https://www.soccer-king.jp/

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