「失敗も成功やった」ガンバ宇佐美貴史、2度の渡独→J復帰のキャリアに後悔なし「良い経験をさせてもらった」
「失敗も含めてキャリアだと思う」
ガンバ大阪のFW宇佐美貴史が、クラブの公式YouTubeチャンネルで遠藤保仁コーチと対談。自身のキャリアについて語った。
G大阪の下部組織出身の宇佐美は、2009年にトップチームに昇格。その後、ドイツのバイエルン、ホッフェンハイムでプレーし、G大阪への復帰を経て、16年夏に再び渡独。アウクスブルク、デュッセルドルフを渡り歩き、19年にG大阪へカムバックした。
ドイツでは延べ5シーズンで、1部で53試合・3得点、2部では28試合・8得点だった。望んでいた活躍はできなかったかもしれないが、宇佐美はポジティブに受け止めている。
「移籍の選択肢とかキャリアという意味では失敗だったかもしれないけど、行ったことに後悔はない。個人的には、その失敗も成功やったと思う」
その理由は、稀有な経験だという。
「(19歳の)若さで、バイエルンでプレー、経験した選手は多分いないと思う。行って戻って、行って戻って、ということをした選手もいない」
「行きっぱなしが一番良い」としつつ、「失敗も含めてキャリアだと思う。そこに関しても後悔はないし、良い経験をさせてもらった」と胸を張った。