Ｇ大阪宇佐美、ホーム開幕・新潟戦では１トップの可能性も 開幕２戦連発で１２戦ぶり白星引き寄せる
Ｇ大阪は２７日、ホーム開幕戦となる３月２日の新潟戦（パナスタ）に向け、大阪・吹田市内で公開練習を実施。今季は主にトップ下を務めている主将の元日本代表ＦＷ宇佐美貴史が、１トップで起用される可能性が出てきた。
チュニジア代表ＦＷジェバリは２４日の町田戦（１△１）を欠場。この日の全体練習にも姿を見せておらず、コンディションが不透明な状況が続いている。町田戦は２０歳ＦＷ坂本一彩（いさ）がスタメンの座を勝ち取ったが、途中出場で芸術的な同点ＦＫを決めた背番号７への期待も高まる。宇佐美は「どちらでも準備はしている。臨機応変にスイッチを変えられるようにしたい」と次戦を見据え、町田戦でトップ下に入った新加入ＭＦ山田康太との連携に関しては「『こういうプレーがしたいんだろうな』と見ていて分かる部分はある。良さを消し合わないようにできれば」と話した。
チームは昨年８月１９日の湘南戦（２〇１）を最後に勝利から遠ざかっている。本拠地での初戦に向け「自分のプレーを徹底して、攻撃的な部分で良さを出したいし数字でも貢献したい」と意気込んだ。開幕２戦連発を達成すれば自身初。頼れるキャプテンが、リーグ戦１２試合ぶりの白星を引き寄せる。
