今季のG大阪も引き分け発進に…ポヤトス監督「最後は”谷晃生”がしっかりとチームを助ける働き」

今季のガンバ大阪は引き分けでスタートした。

ダニエル・ポヤトス監督2年目のチームは明治安田J1リーグ開幕節でFC町田ゼルビアのホームに乗り込み、1-1のドロー。前半は初昇格の相手に苦戦を強いられたが、数的優位に立った後半途中からリズムを掴み、宇佐美貴史の激術的なFK弾で引き分けに持ち込んだ。

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敵地で最低限の勝ち点1ともいえるが、ダニエル・ポヤトス監督は序盤から町田の強度を押し出してくる戦いに苦戦を強いられての2年連続ドロー発進という結果について、G大阪からレンタル中の身ながら立ちはだかった谷晃生の名を出し、振り返っている。

「本当にリズムがある、激しさのある試合展開が続いたんじゃないかなと思うし、特に立ち上がりのところで自分たちが苦戦するところがあった。もちろん、相手のやり方でセンターFWに対してロングボールを入れてくるところが多く、どうしても相手がミスの少ないボールの動かし方になるため、なかなか自分たちがいい流れに入れなかったと思う」

「後半は修正を加えながら、ウイングの選手を中に入れながら、サイドバックの選手を上げる狙いがあるなか、少しずつ自分たちの方に流れがきて、相手に退場者を出せて、ゴール前に迫るプレーができたと思う。最後は”谷晃生”がしっかりとチームを助けてくれる働きをしてくれたので、良かったんじゃないかなと思う」

町田がロングボール主体にセットプレーも駆使しながらの戦いに転じてくるのは想定内だったが、G大阪は数的優位に立つまで、その相手の土俵に。その点においてはこう分析し、昨季ワーストタイの61失点を喫した守備陣の新たなセンターバックコンビを評価した。

「答えは簡単だと思う。町田さんに関しては藤尾翔太選手を知っているが、彼を含め、前線にそういったサッカーをするためのFWたちがいて、逆にほかを何も考えずにそこを徹底してやるというのをされている」

「そこで相手の流れになるというのは当然のところもある。そのなかで、時間が経つに連れて、シン(中谷進之介)と(三浦)弦太らのところで、彼らがすべき仕事をしっかりとやってくれたのは良かったと思う」

G大阪の次戦は3月2日に行われ、アルビレックス新潟が相手。ホーム開幕戦となる一戦だが、今季の1勝目を掴めるか。

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