J1G大阪・ポヤトス監督「開幕ダッシュしたい」 24日の町田戦に向けて抱負

24日の今季開幕戦でJ1に昇格した町田とアウェーで対戦するG大阪のダニエル・ポヤトス監督(45)が22日、大阪・吹田市のクラブハウスで報道陣の取材に応じ、「苦しい時を乗り越えた経験を選手たちは持っている。普通に落ち着いて戦うだけ。選手たちはやってくれると思う」と決意表明した。

G大阪で2季目の指揮を執るスペイン人指揮官は町田の特徴を「ミスが少なく、インテンシティー(強度)が高い。ダイレクトプレーもある」と分析した上で「自分たちはどこにスペースがあるかという認識を選手に植え付けてきた」と説明。町田のロングボール対策として「しっかりと組織を組んで、いいボールを蹴らさないのが大事だと思う。確実にセカンドボールを拾うことをしたい」と注意点を挙げた。

昨季は開幕から14試合勝利がなく、結果的に16位に低迷した。「選手たちの考え方を変えるための一つのプロセスだと思っている」と昨季を振り返ったポヤトス監督は、一昨季に残留争いに巻き込まれた神戸がほぼ同じメンバーで昨季はJ1制覇を成し遂げたことを例に挙げて「すべてのチームがスタートダッシュが大事だと思っている。自分たちもいい開幕ダッシュをしていきたい。選手も望んでいる」と言葉に力を込めた。

また、レフスキ・ソフィア(ブルガリア)から加入し、20日に来日したブラジル人FWウェルトン・フェリペ(26)も取材に応じて「G大阪がいるべきポジションに帰られるように、やるべきことをしようと考えている」と抱負を語った。

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